まだこの胸に雨は降っている。  降りつづけている。

 

きっと、この生が尽きるまで、已むことはないのだろう。

目を細めて雨の終わりの存在を告げる君に、

それを告げることはないけれど。

 

雨が降る。 降り続ける。

虹は架かるだろうか、架けられるだろうか。

 

想いは全て抱え込み、離しはしない、とその手を強く握った。

 

 

[虹告の君]

♪Cocco「箱舟」